リオハ万歳 ! ( Day 6 - 8 ) [クルーズ]
日がな一日、ぼーっと過ごした6日目の終日航海日を経て、
7日目はいよいよ最後の寄港地イビザ ( Ibiza ) に到着。
事前にインターネットで調べた所、イビザはその昔イギリスからのヒッピー達が
集まる場所として有名だったそうで、
その名残か現在は小さな島の中に大規模なクラブが何件もあり、
「イビザ」と入力すると、「クラブ」や「ドラッグ」という言葉が出てくるので、
一体どんな場所 ? 安全なのかイビザ ? と思いながら下船すると・・・
至って普通の静かな港町でした ( 夜はどうなるのか分かりませんが・・・ )。
まずは、港沿いの小高い丘に築かれた城砦に沿って登って行ってみる事に。
こちらが城砦への入口。
立派だな~。
昔は門の両脇に強面の門番が立っていたんでしょうね !
門をくぐると、道が右と左にわかれていて、
どちらを通っても城砦の内側をぐるりと一周出来るようになっていました。
右に行くか、左に行くか・・・しばし悩んで左に行くことに決定。
道端には可愛いポストが・・・。
黄色のポストって珍しいですよね !
ゆるい勾配の上り坂が続きます。
暫く歩いて行くと・・・
見晴らしのいい広場に出ました !
広場の先端には港を一望出来る見張りの塔がありました。
眼下に広がる港。
真っ白な壁の建物が青い空に映えます。
さらに登り坂は続きます。
ここから先は一旦海岸線から離れ、建物の間の細い道を登って行きます。
くねくねと曲がりくねった道を歩いて方角が分からなくなりそうになった頃・・・
丘の頂上に建っている大聖堂が見えてきました。
大聖堂に到着。
城砦に入る前に見た時には、かなり高い位置に建っていると思いましたが、
意外と楽に辿り着く事が出来ました。
内部は典型的なカトリックの造り。
頂上を制覇 ( ? ) し、再び海を見渡せる道に戻ります。
登りきったので、あとは下るだけ !
砦が見えてきました。
こちらも眺めが良さそう。
砦に置いてあった大砲。
ピカピカで、今でも十分使えそうなところがコワイ・・・。
遥か彼方に見える港には、ラインダムが静かに停泊してました。
陸側に風車を発見 !
新しそうなので、今でも使っているのかな ?
下り始めて暫くして、反対側を登ってきた時よりもかなり勾配がきつい事に気が付きました。
・・・と言う事は、もしこちら側から登っていたら、もっと大変だったはず。
登るときに左側の道を選んでよかった~ !
どんどん下って、登り始めの地点の小さな広場に到着。
そして・・・運動した後はこれでしょうと言う事で、ビールを一杯。
ぷは~旨いっ・・・て完全にオヤジですね。
失礼しました~。
ビールで元気が出た後は、城砦の外側を散策してみます。
こちらはギリシャ風の建物が印象的な、昔からのマーケット。
中はこんな感じ。
こじんまりとしています。
町の至る所で白いシャツが売られていました。
名産なのかな ?
ヨーロッパの薬局は、なぜかみんな派手な看板を出しています。
緑のドアに緑の車。
この車はこのお家の人の物でしょうか ?
鮨魂と書いて、Sushi Soul。
渋いネーミングのお寿司屋さん。
いい寿司、握ってくれそうです・・・。
街路樹として沢山植えられていたオリーブの樹。
美味しそう~と思ってしまうのは私だけ ?
こちらは、エル・ザガーン ( El Zaguan ) というタパス・バー。
先程ビールを飲んだよーな気がしますが、お腹が空いたので入ります !
こちらのお店はタパスに特に力を入れていて、
カウンターにはご覧の様な、お寿司屋さんにありそうなショーケースがずらりと並んでいます。
それぞれのケースごとに違うタパスが入っていて、好きな物を自分で取りに行く仕組み。
種類が沢山ありすぎてどれを取ろうか、う~ん悩む・・・。
・・・で悩んだ末に選んだのがこちら。
もちろん、ここでもリオハを注文。
このタパス達・・・どれも工夫されていて、ものすごーく美味しかった !
この旅行中に食べた中で一番だったんじゃないかと思います。
更に、こちらのお店ではタパスが出来あがると、お皿に載せて席の間を廻ってくれるので、
ついつい手を出してしまいました。
あっという間にワインもなくなり、追加でもう一杯。
嗚呼、しあわせ。
すっかり満足して船に戻り、いよいよ出港です。
さようならイビザ !
長いようで短かった1週間、船内でも船外でも美味しいものを沢山食べ
美味しいワインを沢山飲みました。
もちろん、観光も楽しかったけれど、食いしん坊の私にとっては
美味しいお料理とお酒に勝るものはなく、至福のクルーズでした。
タパス最高 ! リオハ万歳 !
***
そして翌日・・・・空港でしつこくタパスを食べ、ワインを飲んでから帰りの便に乗ったのでした・・・。