クリスマス@マンハッタン [マンハッタンでみつけたこと]
もうすぐクリスマス。
街行く人はみんな、プレゼントの入った袋をいくつも下げて足早に通り過ぎていきます。
そんな浮足立った季節のマンハッタンの風景をお届けします !
クリスマスといえば欠かせないのが、ツリー。
マンハッタンでは11月の下旬からご覧の様なツリーのお店があちこちに現れます。
サイズは卓上用の小さな物から大きなものまで様々。
この時期は、ツリーを運んでいる人をよく見かけます。
一見クラゲのようなこちらは、ダウン・タウンにある
ワールド・ファイナンシャル・センターのイルミネーション。
とても華やかで綺麗。
クリスマス・ツリーのお店と並んで、この時期よく見かけるのが、クリスマス・マーケット。
マンハッタンの主に公園内に、クリスマス用品やプレゼント用の小物を扱う
お店が集まった市が立ちます。
こちらはセントラル・パークのクリスマス・マーケット。
出店しているお店はどれも個性的で、
見始めるとあっという間に時間が経ってしまいます。
その近くにある、タイム・ワーナー・ビルではこの時期、
華やかなイルミネーションが道行く人々の目を楽しませます。
名もない広場に立っている木まで綺麗におめかし。
こちらはメトロポリタン・オペラ。
正面玄関の上に堂々と立っているツリーの周りには、可愛い汽車が走っていました。
続いて、こちらはブライアント・パーク内のクリスマス・マーケット。
こちらもセントラル・パークのマーケットに負けず劣らす、色々なお店が出ています。
公園内にはスケート・リンクも登場していました。
今年は(今のところ) 暖冬で、この日も最高気温が10℃以上あったので、
みなさん薄着でスケートを楽しんでいました。
グリム童話に出てきそうなお菓子の家。
・・・とお菓子の塔。
とっても美味しそうなこちらの品は、ラルフ・ローレンの娘
ディラン・ローレンのお店、ディランズ ( Dylan's ) のもの。
本店は60丁目にありますが、クリスマス限定でブライアント・パークの前にお店を出しています。
押すな押すなの大混雑。
ロックフェラー・センター前の広場は、クリスマス・ツリーを一目見ようと押し掛けた人達で一杯。
当のツリーはそんな混雑をよそに涼しい顔をして立っています。
混雑を抜けて広場の反対側に行くと、おおきな星に出会いました。
星は全てスワロフスキーのクリスタルで出来ていて、なんだか輝きがちがう ( 気のせい? )
星の前にはスワロフスキーのお店が出ていて、
こちらにも可愛いアクセサリーが沢山売っていました。
さて、ここからはこの時期一番イルミネーションが華やかな5番街に場所を移します。
まずは、「建物まるごとプレゼント」のカルチェ。
う~ん、嬉しすぎる・・・。
今年、5番街にオープンしたユニクロ。
都会っぽいイルミネーションが素敵。
繊細なベルトのイルミネーションが印象的なフェンディ。
セクシーな自由の女神は、ファッショナブルなデパート
ヘンリー・ベンデルのウィンドー・ディスプレイ。
お店と、その上に立つ木のイルミネーションが個性的なグッチ。
クリスマス・ツリーのオーナメントのようなこちら・・・
実は巨大なオブジェで、ごらんのように道路の真ん中に吊り下げられています。
個人的に好きな、玄関の上にツリーが飾ってある図。
高級宝飾店のウィンドー・ディスプレイ。
両側が紙芝居のように開閉します。
思わず入ってみたくなる、レストランのイルミネーション。
一体、どんなごちそうを食べさせてくれるのでしょうか ?
名門、プラザ・ホテルの玄関ホールには
デザイナーのベッツィー・ジョンソンがデザインした
可愛いらしいピンクのツリーが飾られていました。
最後にご紹介するのは、バーニーズ・ニューヨーク。
こちらには、期間限定でレディー・ガガがお店を出していて、
建物の入口からガガ気分満載です。
ガガのお店はメンズ館の5階にあります。
エスカレーターを下りると・・・
そこはもう、ガガ・ワールド。
フロアーの中央にはご覧のような巨大なオブジェがでーんと置かれています。
こんなオブジェも・・・。
ガガっぽいですね~。
売られているのも個性的な品ばかり。
こちらはガガの顔付きチョコレート・エッグ。
食べるのを躊躇してしまいそう・・・。
誰でもガガになれる ( ? ) 付けまつげ。
これも付けるのに相当勇気が要りそうですが、
意外と、地下鉄で横に座っている人をふと見たら
この付けまつげを付けていたりして・・・。
以来、地下鉄に乗るとこっそりと辺りを窺ってしまう今日この頃です。
ビバ ! ラスベガス ( Day 3 & 4 ) [旅]
ラスベガス3日目。
この日はデス・バレー国立公園 ( Death Valley National Park ) に行ってみました。
デス・バレー国立公園はネバダとカリフォルニア、二つの州に跨っていて、
ラスベガスからは車で3時間程の距離。
ラスベガスの中心を外れると、何もない風景が続きます。
遥か遠くまでまっすぐに伸びた道路。
アメリカは広いな~と思う瞬間です。
デス・バレーの前にライオライト ( Rhyolite ) というゴースト・タウンに立ち寄りました。
ライオライトはゴールド・ラッシュ時代に賑わった町で、
最盛期には電気・水道・電話はもちろんの事、
証券取引所やオペラ・ハウスまであったそうです。
かつてのガソリン・スタンド。
・・・の内部。
朽ちかけていますが、いい雰囲気。
町の周りには道路以外、何も見当たりません。
再び、ひたすらまっすぐに続く道路を走り抜け、デス・バレーに入りました。
途中、ちょっと迷って未舗装路に入ってしまったりしながら・・・
砂丘に辿り着きました。
果てしなく続く砂丘。
この砂はどこから運ばれて来たんでしょう・・・。
不思議。
次のポイントに向かう途中で、乗馬を楽しむ人達に出会いました。
なんだか昔の西部劇みたいですね~。
ぞろぞろ人が歩いて向っている先には・・・
こんな風景が待っていました。
こちらはザブリスキー・ポイント ( Zabriskie Point ) という場所。
辺り一面、こんな不思議な形をした岩山が連なっています。
こちらはトレッキング・コースのコースになっていて、下まで歩いて行けるらしく、
谷底に小さく人影が見えました。
続いて向ったのは、バット・ウォーター ( Bad Water ) というポイント。
海面よりも低い位置にあります。
駐車場からまっすぐに続く道。
白い色の正体は雪ではなくて塩。
道の両側には果てしない塩原が広がっています。
結晶 ( なのかな ? ) がキレイ。
近付くとこんな感じ。
何やら毛のようなものがにょきにょきと生えています。
もう12月に近いのに、こちらのバット・ウォーター、やたらに暑い。
おまけに塩分の所為か、だんだん顔がかゆくなってきたので、
あわてて車に戻りました。
そろそろ日も傾いて来たので、ラスベガスに戻ります。
暗くなり始めた頃にラスベガスに到着。
街の周り以外は本当に真っ暗で、
ラスベガスが何もない場所に一から造られたんだと
改めて思い出します。
それはさておき・・・
ホテルに戻る前に立ち寄ったのは、ジョーズ・クラブ・シャック ( Joe's Crab Shack ) という
カニ料理の有名なレストラン。
以前、フロリダで系列店に入って美味しかったので再訪 ( ? ) しました。
期待に違わず、美味しいカニを堪能。
う~ん、満足 !
無事にホテルに戻った後は、大通りに繰り出しました。
ネオンが煌めいて、昼間よりも更に華やか。
前日は疲れ過ぎていて見逃した、映画「オーシャンズ11」で有名なホテル
ベラッジオの噴水のショーもしっかり堪能。
満足、満足。
この後、軽くワインを1杯飲んでホテルに戻りました。
ホテルの売店で、おもちゃのスロット・マシーンを回したら、
何と、7・7・7が出ました !
そのままカジノに行きたかったけれど、眠かったので部屋に戻りました・・・。
***
翌朝、空港に到着後、空港内のカジノ ( ! ) で、
1ドル ( 4回 ) 分だけスロット・マシーンに挑戦。
億万長者になる予定でしたが、残念ながらスッってしまいました。
やっぱり、前の日にカジノ行けば良かったな~。
ちょっと ( かなり ? ) 悔いは残るものの、とても楽しいラスベガス旅行でした。
今度は当てるぞ~ ( 多分・・・ )。
ビバ ! ラスベガス ( Day 2 ) [旅]
青空に映える凱旋門。
翌日はパリに飛びました。
・・・というのはウソで朝からラスベガスの目抜き通り、
通称「ストリップ」に立ち並んでいる、大型ホテルの中を順に探検しました。
最初に行ったのがこちらのパリ・ラスベガス ( Paris Las Vegas ) というホテル。
お分かりのように、パリをテーマにしています。
ベネチアンと同様、パリの雰囲気を忠実に再現した外観。
ホテル内もパリの雰囲気を忠実に再現していて、石畳の町の中に
カジノやフレンチ・レストランが並んでいました。
こんなお洒落なバーも・・・。
いやぁ、素敵ですね~。
ホテル横のロータリーには、凱旋門まで !
こちらは、パリ・ラスベガスの先にあった大きなモール、
ミラクル・マイル・ショップス ( Milacle Mile Shops )。
中は中東風になっていました。
面白い !
モール内には170件のお店と15件のレストランが入っていて、
真剣にお店を見て回ったら、ここだけで疲れてしまいそうです。
ストリップの歩道脇には、世界一有名なネズミとか、
日本発のリボンを付けた口のないネコとか
・・・・に良く似た着ぐるみを着た人が沢山いて、
結構な人気を集めていました。
本家に怒られないんだろうか・・・。
老舗ホテルMGMグランド ( MGM Grand )の中には・・・
ライオンがいました。
人だかりが出来ていたので近付くと、ライオンに餌をやっているまっ最中。
一瞬、犬かと思ってしまいましたが、そんなわけないよね~。
***
ここまで、宿泊ホテルのベネチアン側を歩いてきましたが、
そろそろ通りも終わりに近づいたので、
通りを渡って、反対側を攻めてみる事にします。
こちらはルクソール ( Luxor ) というホテル。
ご覧の通り、思いっきりエジプト風です。
一度中に入って見たいと思っていました~。
ホテルの本館に中る、ピラミッド型の建物。
中は一体どうなっているのかな ?
わくわく。
正面玄関を抜けると、広~い吹き抜けが有り、
巨大な像がで~んと鎮座していました。
上を見上げると・・・
こんな風になっていました。
ちょっと分かりづらいのですが、ピラミッドの内側が全て客室になっています。
一番上とか、角部屋はどうなっているんだろう ?
ちょっと覗いてみたい・・・。
***
ホテルとホテルの間には意外と距離が有って、
宿泊しているヴェネチアンから、こちらルクソールまでの直線距離が約3キロ。
その間をぶらぶら歩きながら、更に面白そうなホテルやお店が
有るといちいち中に入ってうろうろしていたので、だんだん疲れてきました。
でも、めげずに次に目指したのはこちら。
ニューヨーク・ニューヨーク ( New York New York ) というホテル。
中に入ると、ジェリー・ビーンで出来た自由の女神が出迎えてくれました。
昔のニューヨークの雰囲気満点の館内。
今でも使われている地下鉄の駅まで再現してあってちょっとびっくり。
そろそろ疲れがピークに達したので、いかにもマンハッタンにありそうなパブでビールを一杯。
あ~、生き返る~。
( 疲れ過ぎていて、パブとビールの写真を撮るのを忘れてました。 )
ビールで元気が出た所で、新名所のシティ・センターに行ってみます。
こちらは丁度ストリップの真ん中に位置していて、
数件のホテルとコンドミニアム、それにモールが集まっています。
新しいのでどこもかしこもピカピカ。
モール内のお店やレストランはどれも高級志向で、
そのせいか他に比べると人影がまばらでした。
道行く人が噴水にコインを投げ入れています。
そう・・・ここはトレビの泉 ( のレプリカ ) なのですが、
ヴェニス、パリ、ルクソールを見た後では、もう驚きません。
フォーラム・ショップス ( The Forum Shops ) というモールです。
らせん状のエスカレーターを登って行くと・・・
ローマの街並みが現れました。
お台場のヴィーナス・フォートに似ているな~。
それとも、ヴィーナス・フォートがこちらに似ていると言うべきか・・・。
こちらも中はかなり広く、一通り見て回った後は、洒落にならない程歩き疲れていました。
ようやくホテルに帰りつきましたが、ホテルが巨大なので、入口から部屋までが遠い !
よれよれになりながら部屋に辿りつき、しばし休憩。
***
夜になって、活動再開。
この日は、シルク・ド・ソレイユの「KA 」 というショーを観に行きました。
舞台が垂直になったり、大きな花火が上がったり、迫力満点のショーでした。
*最後まで見て頂いた皆様におまけ*
ちょっとボケちゃってますが・・・
ホテルのカジノで見掛けた、セクシーなお姉さんのテーブル・ダンス。
***
明日も頑張ります・・・。
ビバ ! ラスベガス ( Day 1 ) [旅]
感謝祭 ( Thanksgiving ) の4連休を利用して、ラスベガスに行ってきました。
早朝の便に乗って、ラスベガスに辿りついたのはお昼少し前。
早速、バレー・オブ・ファイアー ( Valley of Fire ) というネバダ州の州立公園に向かいました。
バレー・オブ・ファイアーの園内には、至る所に変わった形をした岩がごろごろと
( と言うにはあまりにも大きすぎますが・・・ ) 転がっています。
どの岩もファイアー ( 炎 ) という名前の通り、赤茶けた色をしていて、
太陽の光があたると、鮮やかなオレンジ色に輝きます。
園内マップに従って進んでいくと、岩に沿って伸びている梯子を発見。
あの先にあるものは何 ?・・・・という事で車を停めて、登ってみます。
簡素な造りなので、足元を見ると結構コワイ・・・。
梯子を登りきった上からの風景。
周りになぁんにもないので遥か遠くまで見渡すことが出来ます。
州立公園でこの規模、いやぁ、アメリカって広いな~。
・・・と思っていたら、視界の左端から自転車に乗ったカップルがやって来ました。
こんな景色の中でのんびりとサイクリングなんて最高に楽しそう !
あ、別に景色を見る為に梯子が付いていたのではなく見所はこちら。
先住民の書いた壁画です。
この岩絵は4000年以上前の物で、未だに正確な意味は分かっていないそう。
見たままの風景を岩に掘ったと考えるのは、単純すぎ???
駐車場で小さなリス ( かな? ) に出会いました。
つぶらな瞳がかわいい。
餌を与えるふりをして、近くにおびき寄せようとしている人がいましたが、近寄ってきませんでした。
ナカナカお利口さんです・・・。
次のポイント、アーチ・ロック ( Arch Rock )。
これはもう、名前そのまんま。
園内には未舗装路もあって、ちょっとした冒険気分。
それにしてもすごい砂ぼこり・・・。
こちらは砂の道が延々と続くトレイル。
岩だけでなく、砂の色まで赤茶けています。
砂の中は、ものすごーく歩きづらくて、見所に辿りつく前に挫折しました・・・。
岩から湧き出しているような雲の形が面白い。
遠くの岩の上に人が居ました。
写真で見ると、おぉ~と思いますが、登るのは意外と簡単。
( でも下りるのはちょっとコワイ。 )
こんな場所にもしっかり置いてあったバーベキュー用のグリル。
思いっきり使い込まれています。
アメリカ人は本当にバーベキューが好きですね~。
山間を走り抜けるバイク。
なかなか絵になる光景。
お食事中のビック・ホーン・シープにも出会いました !
園内を一回りした後はラスベガスの街に向かいます。
1時までには公園に着いて3時頃には街に向かう予定でしたが、
飛行機が遅れたり、途中で昼食を取ったりして、園内に入ったのは結局2時過ぎ。
大幅に遅れてしまいましたが、お陰で夕日に輝く岩々を見る事が出来ました。
いきなりベネチアに来てしまったかのような風景。
・・・のこちらは今回宿泊したベネチアン ( Venetian ) というホテル。
正面にある建物の外観はべネチアにあるドゥカーレ宮殿のレプリカ。
クリスマス・シーズンなので、大きなツリーも飾ってありました。
シャボン玉のようなガラスのボールが七色に変わります。
敷地内にはスケート・リンクも !
外観だけでなく、内装もべネチアそのもの。
ホテル内には、何と運河まで流れていて、本物のゴンドラが往き来しています。
ベネチアの街並みを模したショッピング・モール。
私は一体どこに居るんでしょう ? という感じ。
発想も凄いですが、実際にこんなホテルを作り上げてしまう所も凄いですね !
もちろん、ホテル内には大きなカジノがあり、こちらは24時間営業。
いつ覗いても、勝負に命を掛けている人が沢山いました。
午後9時にホテルを出て、向かったのはこちら。
アウトレット・モールです。
サンクスギビング・デーの翌日はブラック・フライデーと呼ばれ
( サンクスギビング・デーは毎年11月第4木曜日なので連休2日目は毎年金曜日。 ) 、
全米の色々なお店でこの日一日だけの大々的なバーゲンが繰り広げられます。
こちらのモールもその一つで、例年お店が開店するのは金曜日の午前0時でしたが、
去年辺りから0時前に開けるお店も出てきたので
駐車場のスペース確保も兼ねて早目に出掛けました。
午前0時少し前から俄然混みだしたモール内。
早目に見始めたので、1時頃には一通り見終わってホテルに戻りました。
・・・そしてベットに入ったのが2時過ぎ。
木曜日は午前4時に起き、機内で睡眠を取り、
ちょっと昼寝をした事を考えても、起きてから既に22時間。
+時差が3時間 ( ラスベガスが3時間遅れ ) あるので、25時間殆ど起きていた事になります。
長い一日だったな~。
いやぁ、我ながら頑張りました。 ( って遊ぶ為ですが・・・。 )
明日起きれるかな ???