やっぱり空気は薄かった。 ( 2 / 2 ) [旅]

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翌日は朝一番でロッキー・マウンテン国立公園に向かいました。
出発時に曇っていた空もだんだん晴れ渡って来て、デンバーを出て暫くすると、
目の前にくっきりとした山の稜線が現れました。



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地図を貰う為に公園の麓にある観光案内所に立ち寄りました。
清潔な館内は置いてあったソファーまでロッキー・マウンテンの柄。
凝ってますね~。



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おやつ用に買ったプリングルス。
蓋の部分がぱんぱんに膨れているのが分かりますか ?
まだ山に入っていないのにこの状態。
やっぱり全体的に標高が高くて空気が薄いんだなーと実感しました。

この写真を撮った後、蓋をはがすと、バンッといい音がしました。



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こちらは公園の入り口。
入園料を払うために窓をあけると、音のないしーんとした風が車内に吹きこんできました。
いつも喧騒に囲まれて暮らしているので、音のない世界に身を置くと、落ち着かないような、
でも、何だか開放されたような不思議な気持ちになります。



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ロッキーマウンテン国立公園には、有名なトレイル・リッジ・ロード ( Trail Ridge Road ) という
景勝道路があり、道路脇には沢山のビュー・スポットがあります。

公園の入り口からすぐの所に、最初のビュー・スポットがあったので、
早速、車を停めて外に出てみると、すぐ目の前に頂に雪を被った雄大な山々の姿がありました。
本当に綺麗で、感激・感激 !



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山々に連なる草原には野生のエルクが沢山いて、のんびりと草を食んだり休憩したりしていました。



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景色を堪能した後、先へ進みます。
登って行くにつれ、道の両側の雪の壁がどんどん高くなっていきます。



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残念ながらここで行き止まり。
この道路は冬の間は閉鎖になり、開通したのが、私が行った日の前日。
やっぱり観光には少し早かったみたいです・・・。

もう少し先まで行きたかったなー。



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行き止まりの手前がビュー・スポットになっていたので、車を停めて外に出てみました。
なんか雲が出てきたなーと思っていたら、あれよあれよという間に辺り一面が雲の中に。

近くに居たレンジャーの方に聞くと、ほんの1時間前までは晴れていて、見晴らしも良かったとの事。
山の天気って本当に変わり易いんですねー。



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雲の中に居ても仕方がないので、あっさりあきらめて引き返す事に。
帰り際に寄った別のビュー・スポットには、幸せの青い鳥 ( ? ) がいました。

色が綺麗なので、観光客に大人気で、みんな写真を撮りまくっていました。
 


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国立公園の麓にある町、エステス・パーク (Estes Park) に到着すると、
又お天気が回復していました。



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エステス・パークにはご覧の様なログ・ハウス風の建物が目抜き通りにずらりと並んでいて、
いかにも高原のリゾートという感じ。

その昔、この辺りにはネイティブ・アメリカンが住んでいたらしく、
その名残で、土産物屋さんではターコイズを使ったアクセサリーや
ドリーム・キャッチャー ( 柳の枝を円く繋いで、その内側に蜘蛛の巣状の糸を張り巡らした物 /
ネイティブ・アメリカンの間で子供の枕元に置いておくと悪い夢を捕えてくれると言われていた。)
をたびたび見掛けました。



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お腹が空いたので、通り沿いにあったお店にふらりと入りました。
ちょっとレトロな感じでいい雰囲気のお店です。
こちらのお店で食べたのは・・・



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ベークド・ポテト !
写りが悪いんですけど、実物は見た目もっと美味しそうで、お味も良かったです。
好きな具を選ぶことが出来たので、つい選んでしまったチェダー・チーズとベーコン。
ああ、カロリー爆弾・・・。



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町はずれの広場ではアート・フェアーを開催中。
かなり大規模で、完成度の高い力作ぞろいでした。

中にはヤカンをモチーフにしたユニークな物もありましたが、
ものすごく大きな作品だったので、売れるかどうかちょっと心配・・・。 ( 大きなお世話 !? )



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目抜き通り沿いには小川が流れ、その脇が遊歩道になっていたので
しばらく歩いて行ってみる事にしました。

小川のほとりには、おしゃべりを楽しむグループや
家族連れがゆったりとした休日を満喫中。

贅沢な時間の過ごし方ですね。



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町中でひときわ目立つこちらの建物は、映画館。
1913年に建てられ、今でも現役で活躍しています。
ちらっと中を覗くと、建てられた当時の内装がそのまま残っていました。
こんな映画館で、ポップ・コーンを頬張りながら映画を観てみたいものです・・・。



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行き止まりの手前のビュー・スポットからずーっと一緒だった車。
同じタイミングでエステス・パークに立ち寄り、またまた同じタイミングで
エステス・パークから立ち去りました。

この後一旦ホテルに戻る予定だったので、「ひょっとして同じホテル !? 」と思いましたが、
さすがにそれは無く、途中で曲がっていきました。



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途中、ドライブ・スルーのような、ガソリンの給油所のようなATMでお金を下ろしました。
アメリカは車社会なので、郊外に行くとこのようなドライブ・スルー型のATMをよく見かけます。
ちなみにスタバのドライブ・スルーもあります。



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ホテルに戻って車を駐車し、デンバーのダウン・タウンに出掛けました。



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ダウンタウンには昔ながらのレンガ造りの建物が沢山残っていて、趣があります。



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町中にあった無人の貸自転車のスタンド。
無人の貸自転車のスタンドには初めてお目にかかりました。



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歩き回って喉も渇き、お腹も空いて来たので、老舗の地ビール醸造所、
ウィンコープ ( Wynkoop ) に行ってみました。
こちらのお店では、店内に併設された醸造所で造られた
出来たてのビールを味わう事ができます。



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鉄道駅の待合室の様な店内。
いい雰囲気です。



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10種類のビールの中から選んだのは、ウィクシャ・ワイス ( Wixa Weiss ) という白ビール。
ほんのり甘くて、飲みやすかったです。



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ゴルゴンゾーラとエール・ビール ( Gorgonzola Ale ) のスープ。
癖の強そうな組み合わせですが、まろやかなお味でした。



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メインは大好物のクラブ・ケーキ ( Clab Cakes / 蟹入りハンバーグのような物 )
ビール・マスタード・ソース掛け。
このソースが絶品でした。


と言う訳で、飲み物・前菜・メイン全てビール入り。
堪能致しました・・・。



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食事を終えて外に出ると、暗くなっていました。
空気が綺麗なせいか、空は澄んだ蒼い色をしていました。

さて、ホテルに戻って帰り支度しますか。



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コメント 14

海を渡る

おはようございます。
素晴しいところですね。
アメリカの自然は雄大ですね。
歴史も感じるこういうところでのんびりしたいですね。
by 海を渡る (2011-06-11 07:30) 

hirochiki

私も、この記事の写真と共に美しい景色を堪能させていただきました♪
幸せの青い鳥も見ることができたので、今週は何か良いことがあるといいなあと思います(*^_^*)
それから、ビール好きな私としましては、ほんのり甘い白ビールが気になりました。

by hirochiki (2011-06-12 05:38) 

joyclimb

プリングルス、膨らんでますね!
密閉された容器が膨張するのを見ると、気圧が低いことを実感します。
トレイル・リッジ・ロード、爽やかな初夏の景色です!
青い鳥も爽やかな雰囲気ですね。
by joyclimb (2011-06-12 13:22) 

はくちゃん

こんにちは
いつもありがとうございます。
nice! だけでごめんなさい
m(_ _)m
by はくちゃん (2011-06-12 17:30) 

ぼっこ

雄大で素晴らしい所ですね。
町並みも趣があって素敵です^^

by ぼっこ (2011-06-12 17:52) 

ライムグリーン

> 海を渡る 様 コメントの反映とお返事が遅くなってしまい、すみません。
ロッキーマウンテンは本当に綺麗でした^^
デンバーも雰囲気のいい街だったし、思いのほか旅行を満喫しました。
by ライムグリーン (2011-06-16 07:27) 

ライムグリーン

>hirochiki 様 コメントの反映とお返事が遅くなってしまい、すみません。
お互いに、いい事があるといいですね~^^
白ビールは、日本では銀河高原ビールが似たような味だと思います。
ビールが解禁になったら、是非飲んでみてください!
by ライムグリーン (2011-06-16 07:31) 

ライムグリーン

>joyclimb 様 コメントの反映とお返事が遅くなってしまい、すみません。
joyclimb さんも登山中にお菓子の袋がぱんぱんに膨張した事があるのでしょうか???
トレイル・リッジ・ロードにはトレッキング・コースも沢山あったので、
ゆっくり歩いてみたかったです。
by ライムグリーン (2011-06-16 08:07) 

ライムグリーン

> はくちゃん 様 コメントの反映とお返事が遅くなってしまい、すみません。
こちらこそいつもありがとうございます^^
by ライムグリーン (2011-06-16 08:09) 

ライムグリーン

>ぼっこ 様 コメントの反映とお返事が遅くなってしまい、すみません。
ずーっと海辺にばかり行っていたので、今回の旅行で山の良さを再発見しました^^
もし、もう一度行くことがあったら、今度は是非トレッキングしたいなーと
思っています。
by ライムグリーン (2011-06-16 08:12) 

joyclimb

登山中にお菓子の袋がぱんぱんに膨張することはよくあります。
また、標高の高い山でペットボトルの中身を飲み干し、フタをして、
麓に戻るとペットボトルが大気圧に負けてつぶれることもあります。
by joyclimb (2011-06-16 23:37) 

ライムグリーン

>joyclimb 様 やはりある程度高い場所に行くと、袋詰めにされた物は膨張するんですね。
下山して、ペットボトルがつぶれてしわしわになっていたら、ちょっとびっくりするだろうなー。

by ライムグリーン (2011-06-18 06:52) 

rappi

すごい雄大な景色ですね。^^
プリングルスのふくらみで標高の高さがよくわかります。
空気もベークド・ポテトも美味しそうです。^^
by rappi (2011-06-20 12:55) 

ライムグリーン

>rappi 様 空気もベークド・ポテトも美味しかったです^^
胃と肺の両方満たされて幸せな気分になりました。
by ライムグリーン (2011-06-21 06:10) 

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