イギリスですか? <下> [旅]
翌日は朝一番でナイアガラへ。
トロントからナイアガラまでは車で90分程の距離。
程良いドライブです。
当日は、昨日とは打って変わった快晴で朝からじりじりと暑いです。
ホテルに到着後、早速、滝を見に行きました。
ナイアガラ河の両岸は、カナダ側、アメリカ側共にとても綺麗に整備されていて、
特にカナダ側は河に沿って美しい緑地帯が滝まで続いています。
ぶらぶら滝に向かって歩いていると、まず目に飛び込んできたのは、空高く舞い上がる水煙。
下方に目をやると、轟々と流れ落ちる滝がありました。
滝の裏側を見る事が出来るアトラクション、ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ
( Journey Behind the Falls ) に行ってみました。
滝の裏側からは、水の流れが激しすぎて、何も見えずまぁこんなものかなという感じ。
それよりも、滝の下にあるバルコニーからの眺めが素晴らしかったです。
大量の水が激しく水しぶきを上げながら、とどまる事なく流れ落ちてきます。
ものすごい水量なので、滝に厚みがあり、斜め横から見ると、真綿の塊のようにも見えます。
ナイアガラ観光の定番、霧の乙女号 ( Maid of the Mist ) 。
お揃いの青いカッパがかわいい。
そして私も乗ってみる事に。
船はかなり滝の近くまで行きます。
滝の側では、激しく跳ね上がる水しぶきと水煙で前が見えず、風も強くて
まるで暴風雨の中に立っているようです。
すごい迫力。
霧の乙女号に乗ると、上から下までびしょぬれになるという話だったので、
替えの靴や靴下、タオルなども用意して行きましたが、2階建ての船の
下の階で滝を見た結果、あまり濡れませんでした。
よかったよかった。
午後になると、滝に綺麗な虹がかかります。
滝をほぼ真上から見る事が出来る、テーブル・ポット ( Table Rock ) という場所に行くと
滝の端から端まで虹が綺麗なアーチを描いてかかっているのが見られます。
虹の根本 (?) を見るのは生まれて初めてだったので、かなり感動しました。
辺りが暗くなると、滝はライトアップされます。
勝手に滝の内側から光をあてるものだと思っていましたが、実際には正面からスポットライトを
あてていました。
考えてみれば、あんなに激しい水の壁の内側から光を送るのは不可能ですね。
翌日は、空港に向かう前にナイアガラの滝から25㎞程離れた場所にある、
ナイアガラ・オン・ザ・レイク ( Niagara on the Lake ) という名の小さな町に立ち寄りました。
ナイアガラの街からナイアガラ・オン・ザ・レイク までの一帯は、ワイン・ルート ( Wine Route ) と
呼ばれ、その名の通り、道沿いにはワイナリーが点在しています。
ナイアガラは寒暖の差が激しく、良質のアイス・ワインの産地として有名。
アイス・ワインは凍ったブドウから作られる、強い甘味が特徴のデザート・ワインで、
普通のワインに比べるとお値段も高めです。
ナイアガラ・オン・ザ・レイクに到着。
町の目抜き通りは花で埋め尽くされ、綺麗の一言に尽きます。
通り沿いには、紅茶専門店やスコーンを売るベーカリーなど、外観も売っている商品も、
イギリス情緒たっぷりのお店が軒を連ねます。
まるでイギリスの田舎の小さな町がそのまま引っ越してきたかのような
町並みに一瞬、本当にイギリスにいるような錯覚に陥りました。
町なかには、これぞまさにイギリスという感じのB&B ( イギリス風旅館 ) やパブ、綺麗に
整備されたゴルフコース、それにオンタリオ湖を見渡す事ができる公園もありました。
静かで落ち着いた夜を過ごせそうだし、この町に宿を取り、イギリス気分を満喫しながら、
ナイアガラ観光や、ワイナリー巡りをするのも楽しそう。
滞在し、のんびりとした時を過ごしたいと思わせるような、素敵な町でした。
2010-07-16 05:51
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コメント(2)
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NYに来て一番初めの旅はやっぱりナイアガラかな~と思っています♪
やはりカナダ側から見るのが良さそうですね。
っていうか、いつのまに(笑)?
そしてプティン!パパイヤ・キングのカーリーフライズにも似ているような(笑)? 美味しそうですね!
by michelle (2010-07-16 08:10)
> michelle 様
そうですね~、カナダ側から見た方が綺麗に見えると思います。
そう、ご指摘の通り最近なぜか旅行付いています・・・。
プティン、すごく美味しかったので、ナイアガラ旅行の折には、
是非試してみて下さい!
by ライムグリーン (2010-07-16 13:00)