穴場なビュー・スポット [マンハッタンでみつけたこと]
マンハッタンから目と鼻の先にある、ガバナーズ・アイランド ( Governors Island )。
今年も夏季限定の島開き (?) になったので行ってきました。
島に渡る交通手段はフェリーのみ。
バッテリー・マリタイム・ビルディング( Battery Maritime Building ) にある発着所から
乗船します。
10分程で島に到着。
フェリー乗り場のお隣には昨年と同じく、マンハッタンを見渡すことが出来る人工ビーチがありました。
カラフルなヤシの木も立っていて、気分は南国リゾート。
島内をくるっと1周できるサイクリング・ロード。
因みに、島内の制限速度は15マイル。
専用道路完備だし、島に一般車両は入れないので、安全にサイクリングを楽しむ事ができます。
アメリカの自転車専用レーンに描かれている人の絵は全てヘルメット付き。
なんだかかわいいです。
貸自転車もあります。
家族連れには、こんな4人乗りや6人乗りの物も・・・。
この日、島では、公園の一部を仕切り、ジャズ・エイジ・ダンス・パーティ
( The Jazz Age Dance Party ) という、1920年代をテーマにしたパーティが
開かれていました。
10ドル払えば誰でも入場でき、生演奏付きでダンスを楽しむ事が出来ます。
会場は柵で仕切ってはあるものの、音は筒抜け、中の様子も丸見えなので、
柵の外で見ているだけでも、パーティに参加しているような気分になります。
パーティ参加者はそれぞれ、趣向をこらしたレトロなファッションで、楽しそうに踊っていました。
実際に使われていた古めかしい蓄音器。
会場係の人の格好もどこかレトロ。
別の公園内にはこんな空中ブランコにチャレンジできる設備も。
前にはこんな物はなかったような・・・。
ガバナーズ・アイランド、去年より確実にパワーアップしています。
私がこの島で一番好きなのが、島の南西側の海沿いの道。
島の南端 ( フェリーの発着所から一番遠いポイント ) からマンハッタンの方向に歩いて行くと、
右手に美しい芝生のピクニック・ポイントが広がります。
広場にはピクニック・テーブルや可動式のハンモックが並べられていて、
みんな、日光浴したりおしゃべりしたりしながら、のんびりと寛いでいます。
そして、左手には自由の女神。
道をどんどん進んでいくと、自由の女神もだんだん近づいてきます。
マンハッタンから見るよりも間近で自由の女神が見られる、穴場なビュー・スポット。
マンハッタンの様に人も多くなく、しかも道路も広いので、自由の女神を眺めつつゆったりと
散歩できて楽しいです。
周りに高い建物がないので空が広く、思わずう~んと伸びをしたくなる程、開放感があるのも
ポイント高し。
人工ビーチでリゾート気分でビールを飲むのもよし、自由の女神をぼーっと眺めるのもよし、
イベントに参加するのもよし、夏の間中、ガバナーズ・アイランドはかなり楽しい場所です。
2010-07-21 05:29
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