期待外れ?期待通り? [マンハッタンでみつけたこと]
ミュージマム・マイル(Museum Mile) に行ってきました。
ミュージマム・マイルというのは、5番街の82丁目から105丁目の約1マイル(1.6km) に集まって
いる美術館を、年に一度、時間限定で無料開放しちゃおう!という太っ腹な企画で、毎年6月に
開催されます。
今年の参加美術館は9館。
その中で、既に行ったことが有る所、興味がなさそうな所は外して、ノイエ・ギャラリー
( Neue Galerie ) に的を絞りました。
20世紀のオーストリアとドイツの作品を集めたギャラリーです。
当日、開館約30分前に現地に行くと、既に行列が・・・。
やっぱり、この企画、人気あるんですね。
午後6時の開館時刻を過ぎても、遅々として列が進まないのでおかしいなーと思いつつ、待つこと
約1時間。
中に入って、理由が分かりました。
ノイエ・ギャラリー、とっても小さかったんです。
2階と3階が展示スペースになっていて、2階は常設展、3階は企画展になっています。
常設展は、絵画と食器類、調度品の展示。
数は少ないですが、グスタフ・クリムト( Gustav Klimt ) の名作、アデーレ・ブロッホ・バウアーの
肖像Ⅰ(Adele Bloch- Bauer Ⅰ) やエゴン・シーレ(Egon Schiele) の作品等、見ごたえのある絵が展示してあります。
企画展は、オットー・ディックス ( Otto Dix ) という画家の物でしたが、作風があまり好きに
なれなかったのと、だんだん人が増えてすごい混雑ぶりになってきたのとで、殆ど素通りし、
結局、30分弱で美術館を出ました。
1時間並んだ割には、あっけなかったですが、好きなクリムトの作品を見る事ができたので
良しとしよう・・・。
外に出ると、5番街が遊歩道になっていて路面はちびっこ達のお絵かきギャラリーになっていました
なかなか、アーティスティックな絵を描いていた男の子。
センスあります。
大作を描き終えてご満悦。
どさくさにまぎれて、大人も・・・おいおい。
その他、大道芸人や、ピエロなど、子供が喜びそうな企画が盛りだくさん。
そのせいか、家族連れが目立ちました。
風船職人はいつでも大人気。
火を吹いたので驚いていたら・・・
今度は火を飲みこんでしまいました。
行列もなく、意外と空いていたメトロポリタン美術館。
でも、中は混んでいるのかな。
ノイエ・ギャラリーはちょっと期待外れでしたが、そのあとのそぞろ歩きが楽しかった、
ミュージアム・マイルでした。
2010-06-10 12:25
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