海の上で暮らしてみたら。 Day7 [クルーズ]
今日の寄港地は、マルタ(Malta) の首都ヴァレッタ(Valletta)。
マルタ騎士団によって造られた要塞都市で、街全体が世界遺産に登録されています。
かつて難攻不落と言われたのも納得出来るような、険しく切り立つ石造りの土台の上に街が築かれています。
街の大通りは中心から海に向かって緩やかに傾斜していて、遠くに見える碧い海がとても綺麗 です。
マルタは、ヨーロッパとはいえ、限りなくアフリカ大陸に近いので、朝から強烈な日差しで、日影を 歩いていないとすぐに汗だくになってしまいます。
日差しをよけながら、有名な観光ポイントの一つ、聖ヨハネ大聖堂に行きました。
聖堂内は薄暗く、ひんやりとしていて快適。
内部は大理石と金箔を多用し、柱の一本一本まで凝ったデザインになっていて、マルタ騎士団の シンボルである、マルタ十字が至る所で目につきます。
床も大理石の絵になっていて、上を歩くのを躊躇してしまう程、綺麗です。
小礼拝堂には、カラバッジョの「洗礼者ヨハネの斬首」という絵が掲げられています。
作品のテーマも、色のトーンも静かで重々しく、いかにも巨匠が描いたという感じですが、カラバッジョ自身は、決闘したり殺人を犯したりと、静けさとは無縁の人生を送っていたようです。
***
どんな客船に乗っても、船内には複数のバーがあります。
ロイヤルプリンセスにも、デッキバーを含む6件のバーがありましたが、乗客の年齢層が高く健全な この船では、午後11時頃に二度目のショーが終わると人影はまばらで、当然どのバーもガラガラ。
がらんとしたバーで座っていると、そんなに遅い時間でもないのにとても夜更かししているような感覚に陥ってしまうのでした・・・。
2009-09-02 21:20
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