そして地中海。 DAY4 [クルーズ]
4日目の寄港地はギリシャ ( Greece ) のピレウス ( Piraeus )。
アテネ ( Athens ) 郊外にある港です。
アテネに行ったら、やはりアクロポリス ( Acropolis ) のパルテノン神殿 ( Parthenon ) は必見。
というわけで、早々に下船してアクロポリスへ。
ピレウスから街の中心部までは地下鉄で20分程ですが、行きは時間を節約するため、タクシーを
利用しました。
アクロポリスの麓で車を降りて、入場口に向かいます。
「アクロポリス」というのは「高所にある町」という意味だそうで、その名の通り山の頂上に
築かれています。
麓から歩いて10分程で入口に到着。
入場券売り場はさほど混雑していなかったのですが、中に入ると、頂までの道は下りてくる人と
上る人でものすごい混雑ぶり。
団体客が多く、よくよく見れば、同じ船のツアーに参加している人達でした。
ようやく頂に到着。
パルテノン神殿は現在修復中で、神殿の内部にはクレーンや修復用の大理石が積まれています。
正面から見た神殿。
青い空に向ってまっすぐにそびえ立つ柱が印象的です。
建てられた当初は本当に綺麗な建物だったんだろうなーと、しばし遥か昔に思いを馳せます。
パルテノン神殿の北側にあるエレクティオン ( Erechtheion )。
こちらも神殿で、女性の形をした柱が印象的です。
イロド・アティコス音楽堂 ( Odeon of Herodes Atticus ) 。
紀元161年に建てられ、近年美しく修復を施されたこの音楽堂では、今でもオペラやコンサートなど
が催されるそうで、かつては、マリヤ・カラスなどの有名オペラ歌手もこの音楽堂で歌ったことが
あるそうです。
客席からアテネの街を見渡せるディオニュソス劇場 ( Theatre of Dionysus )。
1万5千人以上収容可能だった大型劇場。
ディオニュソスとはお酒と演劇を司る神様の名前です。
劇場内にある大理石の観客席。
近寄って見るとかなり風化しています。
この場所には10年前に一度来たことがあるのですが、長い年月この場所に存在し続けてきた
この椅子にとっての10年は、きっと私たちが過ごす1分にも満たないんでしょうね。
アクロポリスの麓に広がる古くからの街、プラカ ( Pláka ) に移動。
入り組んだ路地の両側には、土産物店やタベルナ( 食堂 ) が軒を連ね、そぞろ歩きが楽しい。
ギリシャの特産品、海綿。
乾いているときは固いのですが、水で濡らすとふにゃふにゃになります。
これで体を洗うとお肌がすべすべに。
読めそうで読めないギリシャ文字。
今回、Σがローマ字だとSになるという事を学びました。
街なかには犬が一杯。
野良犬かと思っていたら、ちゃんと首輪をしている犬もいました。
広い意味での放し飼い?でしょうか。
暑いのでカフェで一休み。
日影でほっと一息付きます。
カフェに設置されていた扇風機は、霧状の水が噴き出るホース付き。
扇風機が回る度に、辺りに霧が放出されて気温が下がります。
おかげで快適に休憩できました。
これを発明した人に感謝。
***
大通りに出て買い物した後、地下鉄でピレウスに戻ります。
アテネの地下鉄はとても清潔で綺麗。
感心しました。
そして出港の時間。
かなり遠目ではありますが、アクロポリスは船の上からでも見る事ができました。
出来ればもうすこし居たかったな。
又来るぞー、アテネ。
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