そして地中海。 DAY2 [クルーズ]
2日目の寄港地はクロアチア ( Croatia ) のドゥブロブニク ( Dubrovnik )。
旧市街全体が壁ですっぽりと包まれた城砦都市で、世界遺産に登録されています。
かつて、敵の侵入に備え見張りの為に使われた城砦の上部は、今では町全体と
その先に広がる美しい海を見渡す事の出来る遊歩道になっています。
ドゥブロブニクの港には大型客船は着岸不可。
船からテンダー・ボートに乗って上陸します。
一度に乗船できる人数が少ない為、テンダー・ボートで上陸する日には行きのみ、
乗船チケットが必要。
乗船チケットには、乗船出来る時間が書いてあって、その時間になると乗船場所に行って、
順番にテンダーに乗る仕組みになっています。
チケットは通常、前日にレセプションまで取りに行かなければいけないのですが、
ここでもVIPは威力発揮。
VIP客には専用のチケットが部屋に届けられ、そのチケットを持っていけば、いつでも好きな時に、
並ぶ事なくテンダー・ボートに乗船する事ができます。
う～ん、便利。
というわけで、当日はスムーズにテンダーに乗り、ドゥブロブニクに上陸。
こじんまりとした港の周りにはカフェが軒を連ね、
いかにもヨーロピアン・リゾートという雰囲気。
港から城砦の入口までは石畳の大通りがまっすぐに続きます。
大通りに並ぶ土産物屋をひやかしながら城砦まで行き、
入口脇にあるチケット売り場でチケットを購入し、早速上ってみることに。
遊歩道への階段は結構勾配がきつくて、上っていると汗が噴き出てきます。
階段を上りきるまでは周りの景色を楽しむ余裕がなかったので、
上りきって一息ついた後に、眼下に広がる赤レンガの連なる
絵のような町並みを見た時には、とても感動しました。
「きれい」の一言です。
城砦の上からは色々な物が見えます。
住宅の裏窓に干してある洗濯物も。
あまりにも気持ちよさそうに洗濯物がはためいていたので、思わず写真を撮ってしまいました。
よく乾きそう。
海側の城砦の真下にあった、崖を利用して作ったカフェと海水浴場。
泳いだり、日光浴したり、みんな思い思いに寛いでいます。
城砦を一周した後、陸側からの城砦内への入口、ピレ門 ( Pile Gate ) から
城砦の外に出てみました。
城砦の外側は、堀になっていて、門の前にかかっている橋を渡らなければ
中に入る事が出来ません。
外側から見る城砦は、内側から見た時以上に堅牢に見え、難攻不落という言葉を思い出しました。
再び旧市街に戻り、そぞろ歩きます。
旧市街は、建物も道路も階段も、全てが石で出来ていて、まるで迷路のように、路地と路地の間を
階段が結んでいます。
思わず、自分の目を疑ってしまった‘氷’の吊り下げ旗。
驚いていたら、お店のお姉さんに流暢な日本語でこんにちはと話しかけられました。
気持ち良さそうにお昼寝中の猫。
町中には猫が沢山いました。
しばらく町を散策した後、カフェでご当地ビールを一杯。
クロアチアはユーロに参加していないので、物価はまだまだ安く、こちらのビールも500mlで一杯、
300円程。
まだ時差ぼけがなおらないので、早めに船に戻ります。
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