気分はエカテリーナ (?) [マンハッタンいろいろグルメ]
夏と冬、年に2回のお楽しみ、レストラン・ウィーク ( Restaurant Week ) がやって来ました。
期間中は、マンハッタン内のレストラン・ウィーク参加レストランで、前菜・メイン・デザートの
プリフィクスのランチを24.07ドル、ディナーを35.00ドル ( 税・サ別 ) で味わう事が出来るので
私も毎回楽しみにしています。
不況のあおりか、はたまた過去のレストラン・ウィークが非常に好評だったからか、最近では
レストラン・ウィーク以外の期間でも、同じお値段で同じようなプリフィクスのコースを
出しているレストランもあります。
がしかし、普段は敷居が高く、この機会でしかチャレンジできないレストランもまだまだ
沢山あるので、お店選びには力が入ります。
せっかく行ってメニューに好みじゃないお料理しかないとがっかりするので、取り敢えずは、
ウェブサイトにメニューを事前に掲載しているレストランの中からお店を選ぶ事にしました。
お店により多少の違いはありますが、やはり予算に限りがあるせいか、メインはサーモンか
チキンというのがポピュラー。
だいたい、前菜3種類・メイン3種類・デザート3種類というお店が多かったのですが、
4種類ずつあるお店もあり、逆に2種類ずつしかないお店もありました。
いろいろ調べて、これはと思ったのは、火の鳥 ( Firebird ) というロシアン・レストラン。
前菜4種類・メイン4種類・デザート2種類からのチョイスで、メニューに載っている品が
すべて美味しそう。
通常のメニューにも、レストラン・ウィーク用のメニューと同じような品が載っていて、
結構お値段が張ったので、期待できるかも、と早速予約を入れました。
さて、当日。
私が選んだ前菜は、スモークサーモンのタルト ( Smoked Salmon Piroghi ) 。
タルトと書いてあったので、小ぶりの物を想像していたのですが、出てきたのはかなり大ぶりな物。
しかも、キャビアが上に載っていました。
まさかレストラン・ウィークでキャビアが食べられるとは思っていなかったので、ちょっとびっくり。
嬉しい驚きです。
スモークサーモンが隙間なく載せられたタルトにナイフを入れると、中にはあめ色に炒められた玉ねぎ
がぎっしりと詰まっていて、サクサクのタルトと一緒に食べると、それはそれは美味しい。
感激しました。
メインは、サーモンの包み焼き ( Salmon Kulebiaka ) 。
メイン・前菜共サーモンになってしまいましたが、こちらはスモークではなく普通のサーモン。
サーモンの上に色々な野菜が入ったオムレツらしきものをのせ、クレープの様な皮で包んで
焼いたもの。
こちらは、上にかかっている上品な味わいのソースが絶品でした。
う~ん、ロシア料理って奥が深い。
デザートはチョコレートケーキ。
小麦粉を使っていないので、ぱさっとした感じですが、お料理がこってり系なので、
ちょうどいい感じです。
ロシアの女帝、エカテリーナもこんな美味しいお料理を食べたんでしょうか?
レストランの内装も豪華だったし、束の間、女帝気分を味わう事ができました。
2010-07-22 07:34
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コメント(2)
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ロシア料理とは意表をつかれました(笑)
4種類からチョイスのお店を選ぶって・・・わかるわかる!!
選び甲斐がある方が楽しいですよね(迷っちゃうけど)^^;
by michelle (2010-07-28 06:56)
> michelle 様
ロシア料理、すっかり気に入ってしまいました。
寒くなったら、ボルシチを食べに行きたいと思っています。
(メニューにあったかな?)
そうそう、選択肢は多いほうが絶対に楽しいです!
by ライムグリーン (2010-07-30 12:48)