あこがれのビーフコロッケ [マンハッタンいろいろグルメ]

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ニューヨークでは毎年夏と冬に、ニューヨークシティー レストラン ウィーク(NYC Restaurant Week ) というイベントがあります。
こちらは、レストランウィークの参加店で前菜・メイン・デザートのプリフィクスメニューが、ランチ 24.07 ドル、ディナー 35.00 ドル(税・サ別)で楽しめるというもの。
今夏は250件以上の各国料理のレストランが参加し、7月12日から二週間開催されています。

コース料理がディナーでも35ドル、しかも普段は敷居が高くて行けない高級レストランも参加してい ます。
というわけで、普段はちょっと行けない、トライベッカにあるMEGUというモダン和食のお店のディナーに行ってみました。

このお店、造りが変わっていて、吹き抜けのメインのフロアーが地下一階にあります。
上階は壁沿いに回廊が繋がっており、一部がガラス張りになっていて、メインフロアーが見渡せるようになっています。
上階からメインフロアーを見下ろすと、ほの暗い店内は秘密結社の会合でも開かれていそうなミステリアスな雰囲気。
回廊をぐるりと回って反対側にある階段を下りるとメインフロアーに到着します。

フロアーの中央には、毎日作るという、大きな氷の仏様の彫刻があり、その上の天井から釣鐘がつり下げられています。
こうして文章にすると、へんなのと思われそうですが、実際にその場に行くと、それらがお店の雰囲気にマッチしていて、とてもオシャレなのです。

さて、プリフィクスメニューです。

前々から、こちらのお店の神戸牛のビーフコロッケを食べてみたかったので、前菜は迷わず、MEGU Original Crispy Asparagus & Kobe Beef Croquette(メグオリジナル クリスピー アスパラガスと神戸牛コロッケ)にしました。

フライ状のアスパラガスは、衣におかきが混ざっていて、噛むとほのかにおかきの味が。
さくさくで美味しかったです。
中のアスパラもとてもいい具合に揚がっていました。

神戸ビーフコロッケはどちらかといえば、メンチカツのように中が肉肉していて、肉汁がたっぷり詰まっており、こちらもとても美味。
小ぶりでしたが、噛みごたえがあったので大きさの割には充実感がありました。
両方とも、とても美味しくて満足しました。

続いてメインに選んだのは、Premium Kobe Washugyu Beef Steak, Served with Platinum Rice(プレミアム 神戸和州牛ステーキ ライス添え)。
焼き加減は聞かれなかったのですが、絶妙な焼き具合のお肉が出てきました。
和風の味付けで、ご飯がすすみます。

この日のシェフお任せデザートは、抹茶のミルフィーユ。
ミルフィーユといっても、パイ生地ではなくクレープを幾層にも重ねて間に抹茶味の生クリームを挟んだ一品。
抹茶の風味を上手く引き出した甘さ控えめの、優しい味わいのミルフィーユでした。

どれもレベルが高く本当に美味しかった上、ずっと食べてみたかったコロッケも食べることができて 大満足です。
冬のレストラン ウィークが今から楽しみになってきました。

こちらのMEGU、全体的に量は少なめなので、物足りなく思う方もいるかもしれません。
そんな時には、プリフィクスメニューに加え、単品を追加でオーダーできるそうです。


MEGU New York
62 Thomas Street
New York, NY 10013
(ミッドタウンにも支店あり)













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