迫力のブルース [マンハッタンで観る・聴く]
いつも混んでいる老舗のジャズ・バー、グリニッジ・ビレッジの55バー ( 55 Bar )。
演奏中はお店の外にまで観客が溢れます。
先週の土曜日、お店の前を通ったらなぜかすいていたので、覗いてみました。
店内は、入口向って右側に長いカウンター、左側がテーブル席になっていて、
テーブル席の一番奥にこじんまりとしたステージが設けられています。
こちらのお店、禁酒法時代はもぐり酒場だったそうで、そう言われてみれば
半地下になっている薄暗い店内は、なんだかあやしい雰囲気。
カウンター席、テーブル席共に空いていましたが、スツールが高くて見晴らしの良い(?)
カウンター席に腰を落ち着けました。
ステージが始まる直前、入口の方が騒がしいので、何だろうと思って見てみると、
何とオルガンを搬入中!
小型とはいえ、演奏するたびにオルガンを持ち運ぶのは大変ですねー。
この日のミュージック・チャージは一人10ドルのお手軽なお値段で、ステージが始まる直前に
バンドの人が、チャージを回収してまわりました。
そして始まったステージ。
ブルースの女王という感じの貫禄のある女性ボーカルが軽快なおしゃべりを混ぜながら、
渋い歌声を聴かせます。
体の底から湧き出るような歌声に圧倒され、聴き惚れました。
本当に迫力があってすばらしかった!
ステージが終わり、外に出ると周辺のレストランは午前0時近いのに相変わらずの混雑ぶり。
みんな元気だなー。
55 Bar
55 Christopher St. New York
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