微妙な衣装 [マンハッタンで観る・聴く]

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芸術の秋だから・・・というわけではありませんが、メトロポリタン歌劇場に行ってきました。

メトロポリタンは世界的に有名なオペラ劇場で、出演する歌手も一流の人ばかりです。
劇場も豪華そのもの。
劇場内には大小様々のシャンデリアが吊るされ、豪華な雰囲気を盛り上げていますが、
開幕と同時に天井に向ってするすると上っていき、鑑賞の妨げにならないように工夫されています。
ステージの大きさも通常のオペラ劇場より遥かに大きく、その為セットも大ぶりで迫力がありました。

今回の演目は、プッチーニ(Puccini) のトスカ (Tosca) 。
オペラのストーリーは大抵、思い切り単純でナンセンスな恋愛物が多く、こちらもそのひとつ。
ただ、オペラはアリア(独唱)が有名な場合が多く、ストーリーは付け足しの様なものです。
話の内容が分かりやすいので、初めてオペラを聞く人でも十分に楽しむ事が出来ます。

プッチーニは、日本人の蝶々さんとアメリカ人のピンカートンの恋愛を描いたオペラ、蝶々夫人(Madama Butterfly) の作曲家でもあります。
蝶々夫人は、世界三大オペラとも言われ、世界各国のオペラ劇場で上演されていますが、      メトロポリタンオペラでも、過去に何度も上演されています。

劇場には、歴代の蝶々夫人の写真が飾られており、主役の蝶々さんの衣装は着物。
蝶々さんの和装姿は日本人の私から見ると、全て仮装大会の参加者のようで、外国人の着物に  対するイメージが分かり、オペラ鑑賞と併せてなかなか興味深い一夜となりました。









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